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2008年11月 5日 (水)

缶コーヒー

缶コーヒー
自販機にホットが並んだ。大して美味しくもないのに買ってしまいます。きっとホット缶コーヒーには思い出し効果があるから。皆あれで暖まると、そして飲んであまり味覚えてなくても何か思い出すでしょ。

例えば俺はこんな事。

高校の卒業式、親父が遠路参加した。式が終わって近くのバス停まで送ったのだけど雪が凄くて定時にバスが来ない。話した事もない後輩の女子が俺に花束なんて持って来て無愛想に応対していたら親父気を利かしたのか席を外して近くのコンビニに行って缶コーヒー3本買って戻って来た。その間俺別に話す事もないし、親父が戻って来たらその女子は学校に戻っていった。親父は両ポケットに入れてカイロ代わりと言って笑った。俺は1本受け取って見送りながら飲んだ。

その味。その感覚。俺にはホット缶コーヒーは親父にありがとうと思えた味なんだ。

吉田

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