« テーマなんて無い | トップページ | 東京 »

2008年11月19日 (水)

貝のおじさん、そして広島

貝のおじさん、そして広島
貝のおじさんが好き。

本当なら春、ゴールデンウイーク辺りが美味しいね。俺が思うにその時期は殻が薄くて中身が大きく感じる。

でも会いたくて、ボンゴレ食べたくて。もう冬だけど。

いつも2皿頼むと3皿分ビニールに入れて2皿分のバーコード値札シールを貼ってくれる。それか2皿分入れてシールの値段は1皿分だ。俺は沢山食べるから前者の方が良いのだけど楽しい買い物。

貝と貝をこんこんと叩いて音を聞いて中身が入っているか確認する仕事。プリミティブな仕事。

大きなガラスケース大小様々な貝と上の段から下の段に水が循環していく様子。

魚屋の威勢のよさじゃない。立って待ってる人。

貝の人。

おじさんが身体を壊して入院しているのを知ったのも貝のコーナーにお兄さんやおばさんが立っている日が多くなっておじさんはどうしてますか?と質問したから。ついでに買ったけどサービスなし。

貝の人。

随分前に四ツ谷三丁目の近くにも行商の貝屋さんがあってその仕事ぶりに貝の人を見た。

大好きな武田百合子さんの『遊覧日記』にも青山の貝の人の話しが在る。

貝の人は馴染みになると話しをしてくれる。仕事の事。病気の事。若い頃の事だって。ゆっくりと心が通い合う。貝のおじさん復帰出来たけど髪の毛は無くなった。

毎日歩いていれば「私は貝になりたい」とポスターに書いてあり、俺は「あぁ、そうですか」しか言えないね。

テーマなんか無いと先回書いたけど、例の広島ピカの事をずっと悩んで考えていて脳みそ旋回中。それで今、写真家福島菊次郎さんの著書をいくつか読んだりしてる。

一瞬一瞬の現代を切り抜きたい。そこに日本の縮図があれば。ただそれだけ。

吉田

« テーマなんて無い | トップページ | 東京 »

吉田」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/484565/25485335

この記事へのトラックバック一覧です: 貝のおじさん、そして広島:

« テーマなんて無い | トップページ | 東京 »